医療業界のブランド人になれ

 
こんにちは。
 
一般社団法人メディネクトの池田恒夫です。
 
 
2018年9月16日(日)にZOZO田端×MIラボによる【医療業界のブランド人になれ】が開催されました。
 
イベント開催からあっという間に時間が経ってしまいました。
このタイミングでのブログ更新になってしまい、反省。
 
MIラボメンバーとして参加させていただきましたが、多くの学びがあり、次への改善点もみつかったイベントになりました。
 
ご参加していただきました皆さん、誠にありがとうございました。
 
今後も魅力的なイベントを開催していきますので、何卒よろしくお願いいたします。
 
 
 

ブランド人になってあなたはどうするの?

 

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一貫してこの点を僕らに訴えていたように思います。
 
医療業界という特殊な世界であなたはブランド人になってどうするのかと。
 
どうするのかがはっきりと自分で明確になっていなければ、ブランド人になる必要なんてないのかもしれません。
 
この点については、どの分野においても同じことがいえます。
 

 

 
ブランド人として存在し、どんな影響をあたえていきたいのか。
 
ブランド人になって何をしたいのかを明確にすること。
 
最も大切なことがこの点に集約されている気がします。
 
 

医師のブラント化が難しい理由とは?

 

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  • 保険診療の領域が大きく、価格決定権がない
  • 医師は人の不幸で成り立つ仕事
  • 医師と患者の情報の非対称性が大きい
  • 良い医師をブランド化する必要がない
 
医師のブランド化が難しい理由がここにあります。
 

 

医療は、患者がいることで成り立ちます。
 
そして、患者は医師と同等に医療を判断できない。
 
家電を買いたいときはビックカメラに行けば買えます。
 
スタッフよりも家電に詳しい人もいるはずです。
 
医療はどうか?
 
医師よりも医療に詳しい患者はいません。
 
自分がうける診療が正しいのかを患者は適切に判断ができないのです。
 
提供する側(医療者)と提供される側(非医療者)において、情報の非対称性が大きいということは、その時点で両者が対等ではないということを表すのだと、田端さんの話を聞いていて実感しました。
 
 

言論の自由は無敵

 

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広告などで発信しにくいことは、まず本にしてみる。
 
本として出版すれば言論の自由が守られることが多いとのことでした。
 
確かにそういった暴露本ってたくさん出ています。
テレビではいえないことを本にしてる暴露本はこの世界にたくさんあります。
 
どの分野に関わらず、医療においても同じです。
 
いえないこと、書いてはいけないことに関しては、まずは本にしてみる。
 
脳裏に焼きついて離れません。
 
そのぐらい衝撃的でした。
 
 

情報の非対称性を少なくするために

 

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患者の医療リテラシーをあげることは大切だと思っています。
でも、医師と患者にある情報の非対称性をなくすのは現実的に難しい。
 
では、僕ら非医療者になにができるのか?
 
それを講演会以来ずっと考えています。
 

 
一般社団法人メディネクト」は、自分の原体験に基づいてはじめた事業です。
 
医療業界って難しいなって思うことがあるなかで、たくさんの課題がみえてくる。
僕にとってはそれがなによりも新鮮です。
 
業界に染まっていないからこそ、気づくこともある。
それをできるのは、僕ら非医療者だと思っています。
 

 
情報の非対称性をなくすのは難しい。
でも、患者が知りたい医療情報を知るための環境をつくりたい。
 
両親が病気で苦しんだときに感じたこと、それを解決していくことは少なからず患者のためになると思っています。
 
それが今の僕にできること
 
今の僕にできることをなんでもやっていく。
 
本イベントは、僕の決意を今まで以上に大きくするきっかけになりました。
 
 

最後に

 

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自分にできることなんかちっぽけです。
 
でも、最近実感したことがあります。
 
個人差はあるかもしれないけど、熱量をもった医師がたくさんいるということ。
メディネクトの活動をしているなかで日々実感しています。
 
情報を発信したい人がたくさんいる。
今の時代、SNSを通じて発信はいくらでもできます。
でも、「SNSは得意じゃないんだよね」って医師の方も多いのが現実としてあります。
 
そんな方々の受け皿にもなりたい。
 

 

医師を発信する。
医療機関を発信する。
 
そのお手伝いをしたい。
 

 

メディネクトはそんな一助となる存在でいます。
 
その活動が結果として、情報の非対称性を少しでも変えられるきっかけになれば嬉しいです。
 
今日はこのへんで終わります。
ありがとうございました。
 
 

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