医師から患者になり、初めて知ったこと。

 

こんばんは。

 

一般社団法人メディネクトの池田恒夫です。

 

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  • 病院にかかること
  • 手術を受けること

 

これらは少なからず不安がともないます。

僕も手術を受けたときは怖かったです。

全身麻酔もはじめて、身体にメスを入れるのもはじめて。

患者さんにとって不安しかありません。

 

先日ある医師の方が書いた記事をみました。

 

 

医師が考えていることと患者の考えていること。

双方の視点が書かれていて、親近感がわきます。

医師の方が発信することで患者さんが医師の気持ちを知るきっかけになるんだなっと本記事をよんで改めて感じました。

 

 

 

 

手術を受けるのは不安でしかない

 

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今までに外科手術を受けたことがありますか?

僕がはじめて外科手術を経験したのが15歳のときです。

当時は野球の選抜チームに入っていて、次の日から関西遠征がありました。

数日前から腹部が痛くなり、徐々に右下腹に痛みが移っていったのを覚えています。

 

でも、当時は病院よりも翌日に控えている試合の方が大切だったことから、ずっと我慢していたんです。

結局は腹痛に耐えたれず、中学校に救急車がきて搬送されたのですが。。。

 

ただの虫垂炎だったのですが、薬で散らすにはもう遅いといわれ、そのまま入院して翌日に手術することが決まりました。

 

手術は何度経験しようが、怖いものです。

父の病気で病院には何度も行っていました。

だからこそ術前、術後の苦労は15歳ながら知っていたつもりでした。

 

 

医師から患者になり、初めて知ったこと

 

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僕がこの記事を読んで特に共感した部分があります。

 

手術後は、自分の体が問題なく回復しているかどうか、不安で仕方がありませんでした。

医師である私ですらこうなので、医療の専門家でない患者さんからすれば、その不安は計り知れないでしょう。

そして、毎日のように主治医が病室に顔を見せるのを心待ちにすることになります。毎日、自分の体に関して主治医への質問がたくさんたまってきます。

ところが、いざ主治医が病室にやって来て、その忙しそうな姿を見ると、「今こんなことを言うと迷惑ではないか?」「ある程度、痛みは我慢した方がいいのではないか?」と気を遣うので、正直な気持ちは伝えにくくなります。とにかく話したいことがたくさんあるのに、遠慮して一部しか伝えられないのです。

 

本当にその通りだと思います。

全身麻酔がきれたあと、ずっと身体がダルくて動く気になれませんでした。

ずっと運動をしてきて体力にも自信がありましたが、それがまるで嘘のようでした。

筋肉はどんどん落ちて、体重も落ちていく。

今後の不安しかありません。

 

 

傷口が痛いので身体をまっすぐに伸ばして歩くこともできません。

自分の身体なのに思い通りに動かせません。

一つ一つが不安要素になります。

患者さん一人ではその不安を解消するのはなかなか難しいことなんです。

 

 

コミュニケーションが患者さんに与える影響

 

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術前、術後に患者さんが感じる不安内容は違うと思います。

その一つ一つを解消する唯一の方法こそが、コミュニケーションだと思っています。

そんなときに医師・看護師の方々とコミュニケーションをとることができるのは患者さんにとって心の支えになるんです。

それは、僕自身が2週間近く入院した経験から感じたことでした。

 

医師・看護師の方々は本当に多忙です。

同時にたくさんの患者さんを担当しています。

そのなかでコミュニケーションが少しでもとれるだけで、毎日生まれる不安が少しづつ消えていく。

 

僕ら患者にとってコミュニケーションはそのぐらい大きな意味をもっているのだと、本記事を読んで改めてわかった気がします。

 

 

最後に

 

医師の方々が発信することは、これからの時代は本当に大切だと思っています。

医師の方々が感じていること、患者さんが感じていることを擦り合わせるという意味でも貴重です。

 

双方で感じることを共有することでお互いにわかり合える部分も多くなる、僕はそう思っています。

 

  • 入院する人、入院している人
  • 手術を受ける人、手術を受けた人

 

その人たちのためにも医療者の発信が今後もどんどん増えていけば嬉しいです。

僕自身の事業でもそのお手伝いができればこれほど嬉しいことはありません。

 

今日はこのへんで終わります。

ありがとうございました。

 

 

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代表理事 池田恒夫

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