医療コミュニティ圏を作る
こんばんは。
一般社団法人メディネクトの池田恒夫です。
今日は「僕が目指しているメディネクトの形」がどんなものなのか。
両親が病院になり、そのなかで感じたこと。
メディネクトで実現していきたいことをまとめてみました。
右も左もわからない状況から医療環境をよくしたいと始めたメディネクト。
今後もたくさんの方々からアドバイスをいただきながら進んでいきます。
僕が目指しているのは「医療コミュニティ圏」を作ること
今日は皮膚科の先生と打ち合わせがあり、無事に掲載していただくことになりました。
— 池田 恒夫@医療情報2.0 (@2neo_1keda) July 20, 2018
ただ掲載数を増やせばいいという方針ではなく、小さくても構わないので「医療コミュニティ圏」を作りたい。
間接的にでも全ての医師が繋がり、安心した医療を提供できる環境を作りたい。#医療コミュニティ圏を作る
僕がメディネクトをやっていくなかで掲げる理念があります。
「患者自らも医療機関を選択しやすい環境をつくる」
この理念を大切にしています。
2016年末時点での医師数は、31万9000人。
このなかで自分の一生と関わりをもつ医師は多くありません。
自分が医療を必要としたとき、担当してもらえる医師をどのように見つけるのか?
見つけるためには医療機関情報で調べたり、かかりつけ医の紹介だったりと色々な方法があります。
僕はそれ以外の方法として、メディネクトに掲載していただいている先生を通してたくさんの医師とつながること。
メディネクトのなかで「医療コミュニティ圏」を作りたいと思っています。
直接的でなくても構わない。
でも、間接的には知っているという繋がりは、医療においてはすごく重要なのではないかと思っているからです。
全く知らない医療機関に行くときって少なからず緊張します。
しかもそれが大きな病気の可能性がある場合、その不安はより大きなものになるはず。
先生同士が直接的、または間接的に知っているというのは、患者さんが医療機関にいくうえでのちょっとした安心材料になるのではないかと思うんです。
それが僕の考える「医療コミュニティ圏」です。
医療機関を選定する基準は人それぞれでいい
数ある医療機関からファーストオピニオン、セカンドオピニオンを選択していきます。
かかりつけ医からの紹介で医療機関を選択することも多いはずです。
患者さんは何を基準にして医療機関を選定するんでしょうか?
- 近くにある
- 設備がいい
- 紹介してもらった
- 診察してほしい先生がいる etc.
選定基準は人それぞれだと思いますが、僕がこのなかで特に大切にしているのが、
「診察してほしい先生がいる」という点です。
医師と患者さんの間に信頼関係がある状態ともいえます。
初めての医療機関に行く際は「どんな先生なのかな?」って常に不安がありますよね。
僕も両親が共に病気で倒れたときはたくさんの医療機関を調べました。
色々な先生に相談していくなかでたくさんコミュニケーションをとってくれる先生もいれば、あまりコミュニケーションをとらない先生もいます。
人それぞれタイプがありますし、どちらが正解ということはありません。
患者さんもたくさん話をしたい人もいれば、そうでない人もいます。
どちらが正解とかではなく、医師と患者さんの感覚が近しいのが正解なのだと思っています。
医師個人をしっかり訴求する必要性
僕が今やっているのは、医療機関・医師個人を知ってもらうためのサイトです。
特に「医師個人」を知ってもらうという部分を大切にしています。
僕自身が毎日ツイッターで発信するようになってわかったこと。
それは、医師の方々にも今の医療業界を変えようと積極的に発信、行動している人がいるということ。
今まで僕が感じていた医師のイメージは、閉鎖的で外部とのコミュニケーションをあまりしたがらない人たちっていうイメージでした。
今までの関わってきた医療機関の方々がそうだったからかもしれません。
勝手にそんなイメージをもっていたんです。
ツイッターで積極的に発信するようになって一番嬉しいのは、医師の方々、医療従事者の方々の考えなどに触れられるようになったこと。
— 池田 恒夫@医療情報2.0 (@2neo_1keda) 2018年7月24日
SNS上とはいえ、意見交換し合う場ができたのが嬉しい。#医療コミュニティ圏 を作りたいって思いながらメディネクトの活動をしていくなかで参考になることばかり。
今は違います。
こうやってやりとりをさせていただくなかでそのようなイメージはなくなりました。
でも、その他の業界に比べたら閉鎖的なのは間違いありません。
だからこそ、その部分を解消するために医師個人をしっかり訴求することは重要だと考えています。
医療機関の情報はもちろん大切です。
でも、診察してくれる先生の情報も大切です。
「この先生に診察してもらおう」
「この先生なら不安を解消してくれるかもしれない」
医師の情報は、患者さんが希望をもつために必要です。
医療機関の紹介動画、先生のインタビュー動画、記事、FAQなどを使って医師個人を知ってもらう。
「患者自らも医療機関を選択しやすい環境をつくる」
医療に希望をもってもらうため。
信頼できる医師に出会うため。
そんな医療コミュニティ圏を作りたいです。
最後に
始めた当初は、掲載数をどんどん集めようと考えていました。
しかし、それなら存在している既存サイトで十分だと思っています。
既存サイトより詳しい情報があり、掲載していただいている医療機関・医師が直接的、または間接的につながっている。
それこそがメディネクトが目指す形です。
「メディネクトを通じて医師とつながる」
そのきっかけがメディネクトであって欲しい。
そんな存在になれるように頑張ります。
今日はこのへんで終わります。
ありがとうございました。
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