患者は知りたい医療情報になかなかたどり着けない。

患者が医療情報を得るためにしていること

 

 

こんにちは。

 

一般社団法人メディネクトの池田恒夫です。

 

自分で医療情報を得ようとするときにみなさんはどうしているでしょうか。

人それぞれで方法は異なると思います。

日本の場合、医療情報に関していうと閉鎖的な部分が多いので患者は知りたい情報にたどり着くまでに時間を要することが非常に多いと感じています。

 

医療は「情報の非対称性」が非常に大きい分野である

患者が全ての医療情報を獲得し、理解することは不可能です。

患者自身が自分の症状、適切な医療機関、薬の種類などについて好ましい選択ができる環境は必要だと思いますが、日本はその状況にすらないのでこの土俵で議論することがそもそもできません。

見出しにもある「情報の非対称性」とは、医師と患者で医療情報の格差が生まれている状態を指しています。

この格差が日本の場合は非常に大きいのです。

医療情報は生死に関係してくるため、情報開示しないという選択肢がとられることも多いのかもしれません。

特に日本のようにトップ数%が情報を握っている構図ができやすい国の場合はさらにその部分に拍車がかかることもあるのかもしれません。

 

 

全ての情報を開示することが善ではない

医療情報を全て開示することが善ではありません。

患者が医療を選択するうえで必要であろう情報を開示していれば問題ないと思っています。

医療機関の情報を開示することは患者にとってもよいことですが、医療機関にとっても医療の質を改善するきっかけにもなるのではないかと思います。

あくまで開示すべき情報を取捨選択し、医療機関と患者のためになる情報開示の方法を見つけていくことが大事なのではないでしょうか。

 

 

医師だけに任せておけばいいという時代ではなくなるかもしれない

今までは医師だけに任せておけばいいという時代だったかもしれません。

しかし、そのような時代は終わりに近づくと感じています。

「100年寿命」といわれるようになった日本では、疾患を抱えてから病院、クリニックにいくのでは遅い時代に突入します。

同時に予防医療という言葉が広まり、何か問題がある前に予防することが推奨されるようになりました。

患者も病院、クリニックを選定し、自分にあった医療機関を見つけていかなくてはなりません。

これからは医師だけに頼るのではなく、医師を信頼したうえで共に歩む医療が大切だと感じるのです。

同じ高血圧でも月に2回病院に行く人、月に1回しか行かない人。

この違いはなんでしょうか?

そういった今までは感じなかった疑問もあるかもしれません。

医師の数よりも圧倒的に患者数が多く、超高齢化社会になるこれからの時代はそのバランスはさらに大きくなっていきます。

医師だけに頼っていればいいだろうという時代ではなくなってきているのです。

少なくとも予防医療に関していえば、意識を変えれば今日からでも遅くありません。

 

 

検索サイト「メディネクト」はどんな役割をしていくのか

僕が「メディネクト」でしていることは病院、クリニックの詳細情報を動画で紹介していくというものです。

情報の公開範囲は厚生労働省が規定しているガイドラインに準じて行っています。

今まで文面だったものが動画に切り替わるだけで今まではイメージがしづらかったものがクリアに見えるようになると思っています。

スマホの普及率が上がり、情報のほとんどは検索できるようになりました。

そのなかで医療情報を医師だけに聞くというのは患者からするとなかなかハードルが高い。

そもそも医療情報の前に病院、クリニックの情報が少ないのでどこの専門家に聞けばいいのかもわかりづらいのが現状としてあります。

今の医療情報は患者からするとわかりにくい部分も非常に多いのです。

医師が医療情報を検索する場合、「専門用語」で検索すると思います。

その場合、知りたい情報に対してダイレクトにたどり着けるでしょう。

しかしながら、専門用語を知らない患者は知りたい医療情報にたどり着けないもしくはたどり着くまでに時間を要することが多い。

では、医師に聞いてみたとしましょう。

医師にも専門分野があります。

専門分野外のことを聞いてみると知らないことも多々ある場合が多いです。

そうなると結局は最初のステップは自分自身で検索することになります。

そのなかで検索、情報を「メディネクト」を通じて提供できたらこれほど嬉しいことはありません。 

医療情報はもちろん、クリニック、病院の事前情報もしっかりと可視化してあげることで患者は医療機関を選定することができる。

 

患者自らも医師を選べる医療環境の構築

 

それこそが僕がこの言葉を理念にしている根源。 

クリニック、病院はもっと発信をしませんか?

その発信が患者にすごく有益な情報になります。

発信一つが患者を救うかもしれません。

情報を伝え、情報を使うことがもっとよくなるという意識がこれからどんどん広がります。そのなかで医師と患者のきっかけを「メディネクト」を通じて提供できたら嬉しいです。

 

 

最後に

弊社団はたくさんの方々に支えられながら事業展開ができております。

これからも医療環境をよくするために様々なジャンルの方々とパートナーシップを締結していきたいと考えております。

 

  • 病院、クリニックに特化したWeb制作会社様
  • 医療メーカー様
  • 病院、クリニックへの出入り業者様
  • 医療に特化した税務会計事務所様
  • その他にも医療に関連した事業を展開している会社様又は事業主様

 

今後とも変わらぬご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

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一般社団法人メディネクト

代表理事 池田恒夫

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